本専攻は、社会福祉学・社会学・教育学・心理学を基礎とする専門科目によってカリキュラムを編成しています。すべての分野の教員による集団的な指導と、院生が学ぶ専門分野の教員による個別指導を両立させていることが特徴です。
院生はみずから専門とする学問領域の深い知識とその周辺領域の幅広い知識を同時に身につけることができます。博士前期・後期課程の一貫した教育によって、福祉社会の実現を担う高度専門職や研究者を育成します。
福祉社会学専攻
福祉社会を担う研究者・
高度専門職養成
人材育成の特色
福祉社会学専攻では、福祉社会の実現をめざし、福祉・人間形成の高度な知識や技能をもって、地域の福祉活動を創造・指導・援助する、あるいは人々の生涯発達に寄与できる専門的な職業人や研究者を養成します。
博士前期課程および後期課程は、社会福祉学・社会学・教育学・心理学を基礎とする授業科目によって編成されています。大学院生一人ひとりに主指導教員と副指導教員を確定しつつ、すべての分野の教員による集団的な指導と、学生が学ぶ専門分野の教員による個別指導を両立させていることが特徴です。
学生はみずから専門とする学問領域の深い知識とその周辺領域の幅広い知識を同時に身につけることができます。学部を卒業した直後の学部生や、自らのスキルをアップさせ、より高度な職業人を目指す社会人に対して、卓越した学問的深度と、現実の社会問題への応用可能性を実現する知識とスキルを提供します。
科目一覧
博士前期課程
下記一覧の授業科目から30単位以上を修得します。
下記一覧の授業科目から30単位以上を修得します。
- 特講/研究
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福祉社会論特講
社会福祉方法論特講Ⅰ・Ⅱ
精神保健福祉論特講Ⅰ・Ⅱ
環境社会学特講Ⅰ・Ⅱ
社会心理学特講Ⅰ・Ⅱ
発達教育学特講Ⅰ・Ⅱ
社会教育学特講Ⅰ・Ⅱ
社会保障論特講Ⅰ・Ⅱ福祉社会論研究
社会福祉政策論特講
社会病理学特講Ⅰ・Ⅱ
社会集団論特講
認知心理学特講Ⅰ・Ⅱ
教育福祉論特講Ⅰ・Ⅱ
障害学特講Ⅰ・Ⅱ
- 演習
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社会福祉方法論演習
社会病理学演習Ⅰ・Ⅱ
社会心理学演習Ⅰ・Ⅱ
教育福祉論演習Ⅰ・Ⅱ
発達教育学演習Ⅰ・Ⅱ
障害学演習Ⅰ・Ⅱ社会福祉政策論演習
環境社会学演習Ⅰ・Ⅱ
社会教育学演習Ⅰ・Ⅱ
精神保健福祉論演習Ⅰ・Ⅱ
認知心理学演習Ⅰ・Ⅱ
社会保障論演習Ⅰ・Ⅱ
- 研究指導
博士後期課程
福祉社会学研究指導4単位以上・指導教員が担当する
福祉社会学特殊研究演習4単位以上を修得します。
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福祉社会学
特殊研究演習 -
Ⅰ(比較社会福祉)
Ⅲ(社会福祉政策)
Ⅴ(生涯発達・学習)
Ⅶ(環境社会学)
Ⅸ(発達教育学)
Ⅺ(障害学)Ⅱ(社会福祉方法)
Ⅳ(社会病理学)
Ⅵ(教育福祉専門職)
Ⅷ(精神保健福祉)
Ⅹ(認知心理学)
Ⅻ(社会保障論)
- 福祉社会学研究指導
履修スケジュール
修士論文 ・博士論文の
タイトル紹介
- 修士論文
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- 「介護予防デイサービス固有の役割の検討
-高齢男性の地域生活継続の視点から-」 - 「大学における気分障害および神経症性障害等の学生の障害学生支援について
-障害学生支援者へのインタビューにもとづく質的研究-」
- 「介護予防デイサービス固有の役割の検討
- 博士論文
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- 「「幼児期における絵本の読み聞かせと認知能力との関連
-ワーキングメモリと語彙力に関する検討-」 - 「訪問介護における介護報酬についての研究
-介護報酬体系の多角的分析および包括的評価-」 - 「市民社会における平和博物館の社会的役割
-戦争記憶の継承による平和創造の主体形成と公共性の創出-」
- 「「幼児期における絵本の読み聞かせと認知能力との関連
修了後の主な進路
- 主な就職先
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ミネルヴァ書房、
京都市、京都府教育委員会(嘱託職員)、
大阪広域水道企業団、大津市(発達相談員)、
大津市(生活相談員)、
(社福)聖家族の家、
(社福)樹々福祉会 朱い実保育園、
(社福)全国社会福祉協議会、
(社福)オリーブの会、
(NPO)HOPE300
- 主な進学先
(博士前期課程修了生) - 京都府立大学大学院