公共政策は、世の中の問題を解決するための方向性を示すもの。
そしてその具体的な手段と捉えることができます。
法令や条例、予算等はもちろんのこと、政治家の発言など、公共政策の姿かたちは多種多様です。
公共政策学科には、公共的な問題の解決策を探求し、
より良い社会の創造と実現を目指すための学びがあります。
Department of Public Policy
公共政策学科
地域の未来を創造する公共政策のプレイヤーを育成
公共政策学科の学びの特徴
公共政策学科の学問領域
公共政策学科の履修モデル
Pick Up 授業紹介
金融論
金融論の授業では、株式や投資信託、保険、年金、銀行といった、誰もが聞いたことがあり、本当はよく知りたい、でもなかなか近寄りがたくもあるテーマを題材としながら、経済・金融が社会を動かす仕組みを学んでいきます。受講者は10数名。顔見知りの教員・仲間との程よい距離感の中で、経済・金融分野の専門知識を吸収していきます。毎回課される授業課題や、金融市場の最新動向を題材にしたレポート課題に熱心に取り組むことで、理解を確かなものにしています。提出レポートには、教員からの個別フィードバックがあり、一人一人の学修意欲を最大限フォローしています。
専門演習Ⅰ法学ゼミ
本ゼミでは、模擬裁判を通して法律を身近に感じながら学んでいます。模擬裁判の対象となるのは実際の訴訟で、特に近年の民事事件を扱うことが多いです。ゼミ生は裁判官、申立人、被申立人の3つのグループに分かれ、過去の判例や専門書を参照しながら弁論を準備します。模擬裁判によって得られるのは法律の知識だけではありません。裁判官を納得させるためには論理的に筋の通った弁論をする必要があります。聞き取りやすい話し方、視覚に訴えるようなプレゼン資料も欠かせません。反対の立場に立つ相手方と交渉を重ねることで、最終的な落としどころを探るバランス感覚も身につけることができます。
卒業論文
4年間の学修の集大成として、学生全員が卒業論文を執筆します。秋の中間発表会、冬の論文提出、最後は教員2名による口頭試問と、大学院さながらの本格的な課題をクリアしていくことが求められます。研究テーマを自ら設定すること。1年間のスケジュールを自ら計画すること。Chat GPTも答えてくれない問いに対して、自ら情報生産すること。論理的な考察を一歩一歩積み重ねて、自らの結論を導き出すこと。なかなか難しいけれど、社会人なら必須。そんな能力を主体的に培っていくことが、卒業論文では期待されています。でも、安心して下さい。本学科では、少人数教育という強みをフルに活かして、充実したサポートを行います。一人一人の興味関心に合わせて、専門性が最も近い教員が指導にあたります。1ゼミの最大定員は8名。時に個別指導にも近い形で、個々のレベルや関心に沿ったアドバイスを丁寧に行い、学生生活の総仕上げをお手伝いします。
取得が可能な免許・資格
公共政策学科での学び
卒業生の主な進路・就職状況(令和2〜4年累計)
進路・就職状況
民間企業等の内訳
主な就職先
【民間企業等】日本年金機構、京都商工会議所、日本電気、京都銀行、百五銀行、社会保険診療報酬支払基金、大阪シティ信用金庫、積水ハウス、住友電工情報システム、ディスコ、三井住友カード、ジェイアール西日本コンサルタンツ、住友林業フォレストサービス、三菱電機ビルソリューションズ、NECソリューションイノベータ、エスビー食品
【公務員】大阪税関、裁判所、国土交通省大阪航空局(国家一般)、文部科学省(国家一般)、防衛省航空自衛隊事務官(国家一般)、京都府、京都市、大阪府、滋賀県
【教員】関西医科大学、滋賀県教育委員会、京都府教育委員会
主な進学先
京都府立大学大学院、京都大学大学院、大阪大学大学院、大阪市立大学大学院、
一橋大学国際・公共政策大学院
卒業生からのメッセージ
松浦 渓太(2019年卒業)
IT関連企業
教員紹介 Academic Staff
入試情報 Admissions
入試情報は京都府立大学のウェブサイトへリンクします。