公共政策学科の専門科目「政治学 Ⅱ (政治理論)」は、現代政治や公共政策の分析に役立つ政治学の概念や理論を紹介し、受講生が政治現象を論理的に説明する力を養うことを目的として開講しています。2025年度は38名の学生が受講しています。
11月の授業では、地方公務員として働く卒業生(現・滋賀県人事委員会事務局勤務)をお招きし、ご自身が仕事として携わった能登半島地震での滋賀県としての対応や、防災・危機管理の業務を通して得られた知見をお話しいただきました。あわせて、県と市町村、他都道府県、民間団体との連携など、様々な状況で多様な主体と協働して活動する地方自治体の姿を、実務の視点からご紹介いただきました。
受講生からは「大学での学びが現在の仕事にどのように活きているか」といった質問も寄せられ、理論的・学術的な知識と実社会の現場がどのようにつながっているのかを実感できる貴重な機会となりました。
