法の実際を学ぶ
専門演習Ⅰ(法学ゼミ)の学生6名が、京都地方裁判所での裁判傍聴に参加しました。
普段授業で学んでいる法律が実際に適用されている現場を間近で見ることができ、貴重な体験となりました。
参加学生のコメント
「初めて地裁に傍聴に行かせていただきました。わたし自身刑事ドラマが好きで、裁判所のシーンをみており、ワクワクした気持ちで行きました。強制わいせつ罪で起訴された事件を傍聴したのですが、実際に被告の顔を私たちが見られることに驚きました。テレビの報道などでも法を犯した人の顔や事件内容が見られることが当たり前です。しかし、今回実際の裁判を傍聴して事件を起こしたとされる人が何の関わりもない私たちの前で起訴内容などを細かく話されるのはある意味プライバシーが守られていないのでは?と新たな発見がありました。また、いつもは大学で理論的に法律を学んでいますが、実務ではどのように使われているのか違いも気になりました。また空き時間に裁判傍聴に行ってみようと思います。」
「自分にとっては初めての裁判傍聴でした。弁護人も検察官側も、被告人の過去の行動や発言、メールの文面に至るまで事実を一つ一つとても緻密に掘り下げていたことが印象的でした。ドラマ等から抱いていた裁判のイメージよりも更に緊張感があり、改めて1人の個人の今後の人生を決定する厳格な場であることを実感しました。」