実践の可視化と俯瞰:心理学の視点からのリフレクション(石田正浩先生・本学 公共政策学部 福祉社会学科)
公共政策学部 福祉社会学科 精神保健福祉士養成課程では、2015年より卒業生を対象としたクローズド形式の卒後教育を提供しています。
今回は、福祉社会学科の石田正浩先生をゲスト講師にお迎えして、ワークショップ形式で開催しました。さまざまな職域で勤務する参加者が日頃の実践について語り合い、石田先生から現場での気づきや疑問の捉え方についてのコメントや、研究に結びつけていく上でのヒントなどについて、ご助言をいただきました。石田先生の穏やかなお人柄もあって、2012年卒業の精神保健福祉士養成課程1期生から社会人1年目の12期生、そして在学生まで、それぞれの思いを気負わずに話すことができ、あっという間の3時間半となりました。
【第31回ソーシャルワーク実践研究会】
日時: 2023年7月8日(土) 13:30〜17:00
会場: 本学 稲盛記念会館 会議室
テーマ:実践の可視化と俯瞰〜心理学の視点からのリフレクション〜
参加者:9名(卒業生5名、在学生1名、教員3名)
精神保健福祉士とは?/ Social Workers in Mental Health?
【精神保健福祉士とは?】
国内のソーシャルワーカーの国家資格には、主に精神障害のある方の支援を専門とする「精神保健福祉士」と、それ以外の領域で活躍する「社会福祉士」があります。いずれも「ソーシャルワーク」を実践する専門職である「ソーシャルワーカー」です。
精神保健福祉士は、1940年代後半より精神科病院等で精神障害者の相談支援にあたってきた、PSW(Psychiatric Social Worker)の活動を礎とする形で、1997年に創設されました。
本学では、2008年に精神保健福祉士養成課程を開設し、2012年3月に最初の卒業生を送り出して以来、卒業生のほぼ全員が国家資格を取得し、保健・医療・福祉の現場で活躍しています。
精神保健福祉士をはじめとする社会福祉専門職に関心がおありの方は、以下のサイトもぜひご覧ください。
厚生労働省による精神保健福祉士紹介
公益社団法人 精神保健福祉士協会
公益社団法人 日本社会福祉士会
国際ソーシャルワーカー連盟/International Federation of Social Workers